暗号資産

京都の30代看護師、X DMで知ったNFTに460万円投じて全損した話

京都市内の30代女性看護師Kさん(仮名)が、X DMで誘われたNFTプロジェクトに460万円を投資。2024年中盤のNFT市場崩壊で価値ほぼゼロになった。

属性33歳女性・京都府 損失額¥4,600,000-
約 4 分で読めます(1,535字)
目次
  1. 「夜勤しながら稼げる」というDM
  2. 10種類以上に、460万円を分散
  3. 2024年中盤、まとめて沈んだ
  4. 夫への告白
  5. この失敗の構造
  6. 取材記録
  7. 管理人の感想
  8. 返金可能性
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Kさん(仮名・33歳女性・京都市内の総合病院で夜勤もこなす看護師)から届いた話。XのDMで誘われたNFTに、貯金と夫名義の口座から合わせて460万円を投じ、2024年の半ばにほとんどを失った。「夜勤しながら稼げる」という言葉が、不規則な勤務で疲れていたKさんの背中を押した。

「夜勤しながら稼げる」というDM

2023年の秋、KさんのXアカウントに一通のDMが届きます。「夜勤しながら稼げるNFT投資」。送り主は、フォロワー1.5万人の女性NFTインフルエンサーだった。同じ働く女性という空気感が、警戒を解く方向に働いた。

「私のコミュニティで、限定のNFTを優先的に買えるようにする」。特別扱いされている感覚と、忙しくても片手間でできるという手軽さ。三交代制で生活リズムが崩れがちなKさんにとって、その組み合わせは魅力的に映った。

10種類以上に、460万円を分散

2023年の秋から2024年の春にかけて、Kさんは10種類以上のNFTプロジェクトに資金を分けて投じます。購入は複数の海外DEX(分散型取引所)を経由した。総額は460万円。内訳は、自分の貯金200万円と、夫名義の口座から無断で動かした260万円だった。

分散しているから安全だ、とKさんは考えていた。けれど、ひとつひとつが同じ種類のリスクを抱えたNFTでは、分けても危険は薄まらない。むしろ手を広げたぶん、全体像が見えにくくなっていた。

2024年中盤、まとめて沈んだ

2024年4月から、NFT全般の取引量が急に細り始める。Kさんが保有していたNFTも軒並み値を下げ、いくつものプロジェクトが開発を止めた。年の半ばには、保有資産はおよそ95%下落。最終的に売却できたのは、20万円ほどでした。

460万円が、20万円。分散していたはずの資産が、ほぼ同時に底へ向かう。市場全体が冷えるとき、種類の数は守りにならなかった。

夫への告白

損失より重くのしかかったのが、夫名義の口座を無断で使っていたこと。明細から発覚し、夫婦で家計を全面的に見直すことになった。お金の数字以上に、黙って動かしたという事実が、夫の表情を硬くさせた。

Kさんは「失ったお金は働いて返せる。でも、隠していた時間は戻せない」と話していた。

この失敗の構造

NFTの価値は、それを支える流動性プロバイダーや市場の参加者がいて初めて成り立つ。買い手が引けば、保有していた作品はいくらでも下がりうる。分散という言葉は安心の響きを持つけれど、同じ性質のリスクに分けて入れても、根っこの危うさは変わらない。

そしてもう一つ。配偶者名義の口座を無断で使ったことは、損失とは別の、夫婦間の問題として残る。SNSのDMから始まる投資の勧誘は、相手が同性でも、働く者どうしの共感を装っていても、入口で距離を取るのが安全だった。

LESSONS & CONSIDERATIONS

Kさんの体験から、整理できること

編集者注:以下はKさん個人の体験から整理した視点で、当サイトからの投資助言・売買推奨ではない。投資判断は読者本人の責任で。

A
REFLECTION

心理と反省ポイント

  • 上昇局面の「次の半値」は来る。逃げる速度は買う速度より遅い、と知っておく。
  • 出金完了するまでは「利益」ではない。取引所のホット枯渇・規制で凍結することがある。
  • 「お前にだけ教える」「上場前」「LINEグループで限定公開」は、ほぼ全部詐欺の入口。
B
PRACTICAL CHOICE

もう一度選び直すなら

失敗した道具・口座・サービスを今からどう選び直すか。
比較記事で軸を整理してから動くと、同じ罠を踏みにくい。

C
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被害の状況や生活設計の悩みは、その道のプロに早めに話す方が結果的に軽くなる。

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