Instagramの投資コミュニティに18万円・出会いを求めて入った28歳女性の話
宮城県の28歳女性会社員が、Instagramの『女性のための投資コミュニティ』に会費18万円を払い、運営者の正体と内容の薄さに気づいた経緯。
Uさん(仮名・28歳女性・宮城県の中堅企業の営業、年収約390万円)から届いた話。Instagramで見つけた「女性のための投資コミュニティ」に18万円を払ったが、中身は投資とはほど遠いものだった。お金を増やしたいという気持ちと、つながりがほしいという気持ちの、両方を突かれていた。
「同じ立場の女性とつながれる」
2024年の初め、Uさんは仕事帰りにInstagramで一本のリール動画を目にします。「女性のための投資コミュニティ、少人数制、同じ立場の仲間とつながれる」。投稿していたのは30代の女性で、海外旅行や読書会、ヨガといった、いわゆる独身女性らしいライフスタイルを発信していた。
投資そのものより、「同じ立場の仲間」という言葉に惹かれた、とUさんは振り返る。仕事は順調でも、休日に気の合う人と過ごす時間は少なかった。その隙間に、ちょうど差し込まれるような誘いだった。
最後の15分で出てきた、年会費
無料のZoom体験会は90分。前半は投資の話よりも、同じ立場の女性同士でつながれる場であることが繰り返し強調されました。そして最後の15分になって、年会費178,000円のコミュニティへの加入が提案された。
その場の温かい空気と、断りにくい流れ。Uさんはクレジットカードの分割払いで、18万円の会費を支払った。月会費は年会費に含まれる、という説明だった。
コミュニティの、実態
ところが、会員専用のSlackチャンネルで流れてくるのは、運営者の自己啓発めいた投稿が中心でした。月に一度の「女子会」は、実態としては婚活パーティーに近く、参加する男性には別のルートで集められた人物が混じっている疑いもあった。
肝心の投資情報といえば、ごく一般的なYouTube動画のリンクが共有されるだけ。お金を払ってまで得られるものは、そこにほとんどなかった。
消費生活センターへ
Uさんは「不実告知」「役務不履行」として、宮城県の消費生活センターに相談します。話し合いの結果、約5万円が返金されて和解した。差し引きの最終的な損失は、およそ13万円だった。
この失敗の構造
「投資コミュニティ」という看板を掲げながら、実態は出会いの場を運営する。こうした複合型の勧誘は、投資という建前で集金しつつ、別の欲求も同時に刺激してくる蓋然性が高い。とくに「同じ立場の女性」という強調は、孤独感を狙って設計された言葉でもあった。
そして、年会費型のコミュニティは、途中で解約しようとしても難しい構造になっていることが多い。契約の前に、解約の条件まで確認しておくことが要った。Uさんの18万円は、つながりへの欲求が値札に変えられてしまった例だった。
振り返ってUさんは、投資の損より、つながりを求めた気持ちを利用されたことのほうが後を引いたと話す。孤独は、それ自体が狙われる入口になりうる。安易に「仲間」を売る場には、まず一歩引いて値札の理由を見る冷静さが要った。
Uさんの体験から、整理できること
編集者注:以下はUさん個人の体験から整理した視点で、当サイトからの投資助言・売買推奨ではない。投資判断は読者本人の責任で。
心理と反省ポイント
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失敗した道具・口座・サービスを今からどう選び直すか。
比較記事で軸を整理してから動くと、同じ罠を踏みにくい。
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