初FXで1ヶ月18万円消えた話 ─ デモと本番の違いを知らなかった(20代女性・本人とのやり取り)
H.Kさん(20代女性・新卒2年目OL)が経験した、初めてのFXで1ヶ月で18万円を失った経緯。
ボーナス資金から始まり、給料日の補填が毎月のルーチンになりかけていた1ヶ月の記録。
H.Kさん(仮名・20代女性・関東圏のメーカー営業事務)から届いた話。SNS広告で見たFXを始めて、最初の1ヶ月で18万円が消えた経緯。
ボーナスから取り分けた投資資金に、給料日からの追加入金が混ざりはじめていたという。管理人としては、初心者のうちは「少額なら平気」という前提が一番危ない、と聞いた後に強く思った話だった。
SNS広告と、ボーナス20万円
H.Kさんがアプリを入れたのは、入社2年目の冬のボーナスが出た翌週。きっかけはInstagramで流れてきた「月3万円稼げるFX」のショート動画広告。
広告のリンクから登録したのは、若年層をターゲットにしたFX口座だった。最低取引単位は1,000通貨。デモ口座が用意されていて、本番開設前に2週間ほど使った。
デモ取引では3勝5敗で約8千円のプラス。「自分にもできるかも」と感じたという。
本番口座にはボーナスの中から20万円を入金した。
1〜2週目:1万通貨で慎重に
最初の取引は1万通貨単位で始めた。1pipsで100円の損益が動くサイズ。
仕事帰りの18時から19時、寝る前の22時から23時、土日。エントリー回数は1日平均8回ほど。
1週目の終わりで-1万円台。2週目の終わりで-3万円台。
3週目、取引量を5万通貨に増やした
取引量を1万通貨から5万通貨に増やしたのは3週目の月曜日。「同じ-30pipsでも、5万通貨なら15,000円取り返せる」という発想だった。
5万通貨の1日10回エントリーで、平均-30pipsを繰り返した。1日あたり9,000円ずつ、口座が減っていった。
3週目の終わりで残高は約8万円になっていた。
給料日の入金
4週目の頭、給料日。H.Kさんは振り込まれた給料の中から5万円をFX口座に入金した。
給料日に補填するための入金が、毎月のルーチンになりかけていた。
合計の損失は18万円。残ったのは2万円台だった。
H.Kさんの体験から、整理できること
編集者注:以下はH.Kさん個人の体験から得られた視点の整理であり、当サイトからの投資助言・売買推奨ではありません。投資判断は読者ご自身の責任において行ってください。
- デモ口座と本番口座は、ロジックが同じでも心理が違う。デモで勝てる人が本番で負ける典型は、「減るのを取り返したい」という心理が乗ってくることに起因する。
- 取引量を増やして取り返す、という発想は損失を加速させやすい。「減るスピードに勝つ」と感じた時点で、判断が冷静ではなくなっている可能性が高い。
- 給料日の補填入金は、自分で気づきにくい兆候。当初の投資資金とは別に、生活資金が混ざりはじめた時点で立ち止まる必要がある。